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隠密の華
第8章 七

「……もう、良いですよね?白夜、離れて……」

「ああ、じゃあ、このまま一緒に風呂へ入ろう」

「えっ!?お風呂!?」

漸く仕置きなるものが終わると思っていたが、白夜の言葉に驚かされる。一緒になんて、無理だ。私の――貧乳に気付かれてしまう。

「い、嫌です……一緒には、入りません」

というか、胡蝶は胸は大きいのだろうか。もし今私の貧乳を見せていて、後で胡蝶の胸を見たらおかしいと思うんじゃないだろうか。そうなったら、まずい……。

「ダメだ。絶対一緒に入る」

「そんな……」

「胡蝶、さあ来るんだ」

鼓動を速めながら、寝台から立ち上がる白夜を、顔も青ざめつつ見る。そんな私を置いて、白夜は扉に向かい歩き出す。有無を言わさずという風に。私には断る権利も与えず、そのままこちらを振り向く白夜の顔は冷徹な鬼の様だった。


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