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隠密の華
第9章 八

……私のせいで桐が死ぬのは嫌だ。そんな事があれば私は――

「大丈夫。俺は簡単に死なねーから」

「絶対に誓うな?」

「ああ」

耳元で桐がふっと笑う声が聞こえる。犬っころだと思っていたのに。お人好しで、頼りになって、兄の様に心強い。この笑顔に、私は幾度と励まされた。そして今も。

「ありがとう、桐」

桐に抱き付いたまま胸を高鳴らせ、私は小さく呟いていた。
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