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第5章 101～125

[夢幻]
夢は掴んでしまえば夢でなくなる。
夢など最初から無い人は？

▽心に押し込めてた思いが溢れる…もう言葉は止まらない。
[トオルは毎日楽しい？幸せ？
違う自分を演じてる内に本当の自分を見失う。

それはそれで楽しい…でも一人になって素の自分になった時に自己嫌悪。

俺はトオルを同じ世界の住民だと思ってる。
愛とかそんな次元じゃない。
強いて言うなら家族みたいなもんだと思ってる]

告白したかった…
懺悔したかった…
誰かに知って欲しかった…
こんな俺を許してくれる誰かを探してた…。

愛だのセックスだの…そんな次元じゃない…。

[俺は強いんじゃない…逃げるのが上手いだけだ]

こんなに長く喋ったのは何年ぶりだろうか…。

期待すると後が辛いよ…心の声が聞こえる…。

もう遅いよ…反論した。