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愛って何?…(5DOLL一部作)
第6章 126~150
[涙腺]
泣いて現実が変わるなら、いくらでも泣いてやる。
▽弱い自分…それが本当の俺。
見せられない…笑い者にはなりたくない。
だから鎧を付ける。
仮面をかぶり、自分を隠す。
そのくせ、誰かに知って欲しい…と願ってる。
都合がいい…自己中。
部屋から携帯の着信音が聞こえる…最近、現実に戻してくれる魔法の箱。
シャワーを止め、バスルームから出る。
時計は2時を回っている…深夜…誰?
バスルームから出て、髪の毛を拭きながら携帯をチェック…トオル。
しばらくしてメール着信音。
[寝てる?]
1言だけの文章。
電話もメールもトオルからだった。
トオルも寂しがり屋な人間。
でも、寂しさを出せない。
可哀想な男。
俺も可哀想な男。
泣いて現実が変わるなら、いくらでも泣いてやる。
▽弱い自分…それが本当の俺。
見せられない…笑い者にはなりたくない。
だから鎧を付ける。
仮面をかぶり、自分を隠す。
そのくせ、誰かに知って欲しい…と願ってる。
都合がいい…自己中。
部屋から携帯の着信音が聞こえる…最近、現実に戻してくれる魔法の箱。
シャワーを止め、バスルームから出る。
時計は2時を回っている…深夜…誰?
バスルームから出て、髪の毛を拭きながら携帯をチェック…トオル。
しばらくしてメール着信音。
[寝てる?]
1言だけの文章。
電話もメールもトオルからだった。
トオルも寂しがり屋な人間。
でも、寂しさを出せない。
可哀想な男。
俺も可哀想な男。