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第7章 150～175

[続けば真実]
嘘を騙し通せば真実となる…

▽屈託なく話すオレンジ…食事中も。

ラフな格好にほぼスッピンの顔…外見だけは普通の17才…。
援交で生活している家出少女だとは誰も思わないだろう…。

真実はいつだって仮面に隠れている。
俺を誰もゲイだと思わないように。

誰もが仮面を付けて生きている…もしくは鎧を着込んでいる…。

息苦しく、窮屈な装具…でも脱いだら、柔らかい肌、素の心はたちまちアザだらけになる。

かぶれてしまう。

だから皆、我慢して生きて(着て)いる。

幸せな世界は
[我慢しなくてよい世界]
そんな世界は有り得ない…つまり、幸せな世界はないって事。

偽りの幸せにすがり、それが本当の幸せだと自分に言い聞かせ、誤魔化して生きている。

もしくは[ただ生きるのに必死]で気付かないだけか…。

本当の幸せって何？