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第7章 150～175

[共有する時間]
互いの人生がリンクし、結びあい並行しながら生きる時間。
その時間が、幸せな時間。

▽今まで将来の事など前彼女以外、話した事がなかった。

話しても現実(今)は何にも変わらないと思ってたからだ。

なのに何故俺はオレンジに話した？

依存してるのか？
すがろうとしてるのか？

過去話に未来の話…それは弱みをさらす事。

弱みをみせたらバカにされる。
嫌われる。
利用される。

オレンジは笑った。
…微笑んだ。が正確な表現。
[ユダの事解った気がする。ずっと突っ張って生きてたんだね。
疲れない？]

弱さをさらけ出すよりかは疲れた方がマシ。
でもオレンジに話して、何かの重みが取れた気がする。

弱さを露出した対価は
[一種の安堵感]
それが釣り合った対価なのかは分からない。