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第7章 150～175

[人間だもの]
最高最上位の言い訳…。

▽喫茶店を出る。
[買い物に付き合って]
オレンジが言う。
[ドライヤーとか欲しいから]
オレンジの言葉。

車なら15分で着く場所にディスカウントショップ[ドンキホーテ]がある。
破格な安価だが品質は定かではない安売りショップ。

車を取りにアパートへ戻る。
オレンジは着替えると言い出し、アパートの鍵を渡す。
俺は車を出して車中で待機。

トオルに電話する…仕事中なのか留守電のアナウンス。

15分位でオレンジが助手席に乗り込んだ…派手だが嫌みのない蛍光系のジャンバーに青のミニスカート。
オレンジらしい服装。
悩みなどなさそうな今時のギャルな格好。

[たかだかドンキ行くのに]
俺はぼやいた。
[だってバカにされたくないじゃん]
オレンジの反論…。

他人は他人。自分は自分…まだ分からない年齢。

俺は肩をすくめ、ギアを入れた。