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第8章 176～197

[確定]
全てが不確かな世の中…確実なのは唯一、[死]の存在

▽[夕食は私が作ってあげるね]
荷物を後部座席に置きながらオレンジは言った。

俺は顔に吹き出た冷汗を拭う。

楽しそうにオレンジはしゃべる。
コンビニで包丁買った…とか、野菜も肉も一人前ずつ売ってた。とか。

ママゴトしてるように…つまりは偽物を楽しんでる。

ぶち壊してやりたい衝動にかられる。

[オレンジは安全な生活を確保したい為に俺に近づいたんだろ！]
喉元まで出かかる…抑え込む。

ごまかすようにエンジンをかけ、帰宅する。

ネガティブな精神状態。

隠さないと嫌われる。

好かれたいとか愛されたい以前の問題に悩んでる。