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第2章 26～50

[43][愛の期限]

愛の賞味期限は愛されなくなるまで。
愛さなきゃ愛してくれない…

▽マコトは抜かなかった。放出しなかった。
俺はウケなんだ。バリウケ。…笑いながら言った。

何となく理解できた。

また会ってくれる？
俺が言おうとした言葉をマコトが言ってくれた。

いつでも会いたい。
俺の返事。
続かなかった言葉…俺だけを見てくれ。

マコトがまた先に口にする。
ユダは俺しか見ちゃダメだからね。

頷いた。

マコトは俺が言いたい言葉を平気で言える。

俺は言えずじまいでラブホを後にした。

マコトからすぐメール
[今日は気持ち良かったよp(^-^)q今度はもっと気持ち良い事してあげるからね♪]

即返信する
[ありがとう。
マコトも浮気しないでね。
またメールする。]

返信はなかった。
それだけで寂しさが募る。
書かなきゃよかった…

浮かんでは沈む…それが俺…


*ウケ…受け身,やられる方。反対語はタチ…立ち身,やる方。
*バリ…バリバリの～略,例→バリウケ…完全な受け身