この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ジャンクフードでできている
第14章 エレクトリック
少し短めのスカートで町に出る

その高揚をボクは知らない


きっと、いつもと違う

何かが待っているような

そんな期待と

反面

膨らむ自意識にさいなまれつつ

コートを羽織るのだ


少し背伸びした化粧で町に出る

その高揚をボクは知らない


きっと、いつもと違う

世界が広がるような

人々の視線と

満面

笑顔で挨拶をかわす覚悟で

ヒールを履くのだ


もう、その季節は通りすぎてしまったけど

ボクはときどき夢をみる

もう、叶うことはないと知って

ボクは哀しい涙を流す


もし、そうであったなら

と眩しい彼女らとすれ違う


柔らかい斜陽のそそぐ

ある11月の休日に


「もしも、もしもボックスがあったなら」

/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ