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溺れる金魚
第4章  お仕置き……1 ~挿入~
「こんな格好してるのに感じてるのか?奥さん。ヒクヒクしてるの、可愛いな。これも、好きだろ?」



彼の指が私のそこをゆっくりとこじ開ける。

彼の生暖かい舌が潤みを割って侵入してきた。



「あ、あ、ぁんっ……好き……好き、だけど……」

でも違うっ。



私が今強く欲しているのはこれではない。



もっと太くてもっと長くて……私を容赦なく突き上げる、あれ。



「ゃんっっ……それ、じゃ……なくってぇっ」

何て、もどかしい。



あれに比べると短くて柔らかい彼の舌が、狂いそうな程もどかしくて堪らない。

……なのに。



「……っきっ気持ち……良い、よぉおおっ、んっんっぁんっ……あ、そこ。あ、んっっぐっんっ」

彼の熱が私の中に伝わる。




その、柔さが彼が達した後も私の中を蠢くそれと同じ感触。


そう……蠢いてる。




太い幼虫が私の中を這っているよう。
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