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溺れる金魚
第11章  交わり
顎を強引に掴まれ無理に重ねられた唇にはアルコールの香りが混じる。

酔った勢い。



明日になってしまったら、もうこんな事をしたことすら彼は忘れているのかもしれないと、そう思いながらも拒めなかった。


閉ざされた唇をこじ開けて侵入してくる舌に痺れる。



あの、弱っていた彼に一方的にしたキスのその後に彼から受けたキスの熱さが蘇り躰の奥が疼く。




ずっと欲しかった。

あれから更に、欲求が押さえきれずに膨らむばかりだった。



求めていたものを今彼が与えてくれている……。


恐々と背中に回した手が彼にすがった。

どうか……時間を止めて。



このままずっと、あなたに触れていたい。





例えそれが酒に酔って行われた行為だとしても、やはり嬉しさはあった。
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