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**情画**
第6章 夜明け


ガクン…

っはっ…

膝が折れて気付く。気絶したまま放置されていたようだ。

食器も乗ったままのテーブルに上体を乗せて気絶していた。

まだ暗い…
辺りに主人の気配がないのを確認して上体を起こした。


んぁ…

ナカから主人に放たれたものが伝い流れ出る。
背中やお尻もベタベタしていて、何度シタのか記憶にないが、外にも放たれていた。

あああ…

疲労感と悔しさにワタシは泣き崩れて嗚咽した。

最初は嫌々応じていたはずが、最後は求めてしまった自分が惨めだった。

片付けて眠らなきゃ…
怠い体を起こして洗い物をした。

バスルームに向かう。
鏡に映る自分は、体で客商売する女の寝乱れた姿そのものだった。

片方だけストラップを落として乳房を露にし、
色んな体液でツレたキャミソールは、乾いて貼り付いて滅茶苦茶に捲れている。
紐のショーツも少しズレていて、それだけで事に及んだ浅ましさを物語っていた。


脱いで捨ててしまいたかったが、主人にバレたら恐ろしい。

淫らな液体にまみれた穢らわしい下着を下洗いし、洗濯機に入れた。

シャワーを浴びて湯船に浸かっても、全くさっぱりしなかった。

実を起こしてしまいそうで、またソファーで仮眠した。


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