この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
**情画**
第7章 曙


テーマのない肖像画、これも普通でないことなのに、ワタシは何も気づかずに、沙絵さんと先生の絵を見ていた。

色付けが進むにつれ、絵の沙絵さんは立体的になり、静のポーズではあるが、息をしそうだった。

綺麗…

声をかける雰囲気でもなく、ワタシは心の中で思っていた。

30分くらいかかっただろうか。
コトリと筆が置かれて絵の完成を告げる。

ワタシは立ち上がって作品を見た。

写真のように忠実に小さくなった沙絵さんが居た。

でも、写真よりも生き生きとしていて、澄まし顔の沙絵さんが表情を変えそうにリアルなのだ。

「いずみさんがため息ついてどうするのよ。モデルでも描き手でもないのに…」

沙絵さんがこっちに向かってきた。立たされて、椅子を先生の斜め後ろに近づけられた。

「ここでもう1枚描き終えるまで見ていてね。」

腰掛けた途端に後ろ手に縛られ、胸も椅子に括られる。足も座面に掛けさせられ、開いて縛られた。

何でこんな必要があるのだろうか。
やはり沙絵さんの考えることは理解できなかった。

先生はこちらを見ることすらなく、次の作品の為の準備をしていた。

縛り終えると沙絵さんはクスリと笑って離れて行った。


/233ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ