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終止符.
第5章 霧の中
お互いをぶつけ合い、いやらしい音に悶える。

ジュポッジュポッジュポッ……

「あぁッ…あぁッ…純…あぁッ…」


もっと

もっとよ…

突いて

突き刺して…


同じ場所を見つめ、一緒に腰をくねらせる。

「あぁ…あぁ…僕だよ、ほら…ンンッ…」

「あぁッ…あっあっ…ハァハァ…純…」


奥を突かれ、純にしがみつき、脚を巻き付け、更に突いてもらう。


「あぁ…ハァハァ…奈緒さん…もっと…感じて…」

純が激しく突き刺し、奈緒はしがみつく。

「ハァハァ…純…いい…ハァハァ…あぁッ…あっあっ…もっと…ハァハァ…あぁッ…」


純は両腕に奈緒の両脚を乗せて膝を開かせ、挿入したまま奈緒を抱えた。

深く交わる。

「あぁッ…あぁッ…あぁッ…ンッンッ…」

奈緒を壁に押し付けながら何度も突き刺し、突き上げられて戻って来る奈緒の熱い内壁に、勢いを増した自分自身を、何度も差し込んだ。


あぁ…
凄い…


「うぅッ…ンッンッ…あっあっあぁッ…っ…もう…もう…あぁッ…純…純…あぁッ…ぃく…あぁッ…い、ィクゥ…あぁッあぁッあぁッ……」

ガクガクと震える度に中が擦れる。

「あぁッ…奈緒さん…ハァハァ…好きだっ…うぅッ…ハァハァ…もっと…もっとイッて…ンッンッ…ハァハァ…」

ヒクヒクと痙攣し、達してもなお純に攻められ、奈緒は何度も波に襲われて叫んだ。

「あぁッ…やめて…純…やめて……あぁッあぁッ……」

「奈緒さん…ハァハァ…僕も、もう…うぅッンッンッ…」


「純…中で…お願い…中に…ハァハァ…」


あなたを
食べ尽くしたい…


「ハァハァ…いいの?…ハァハァ…」

「えぇ…あぁッ…純…ハァハァ…あぁッ…きて…」

「ハァハァ…奈緒さん…ハァハァ…好きだ……好きだ……ハァハァ…あぁッ…うぅッうぅッ…ンッンッグ…」

自信に満ちた純は強さを増し、深く深く突き進んだ。

美しい汗を散らし、眉を寄せ、一瞬目を閉じて天を仰ぎ、奈緒を愛しそうに見つめながら、熱い情熱を一気に注ぎ込んだ。


「あぁッ…」

「あぁッ…」

壁に押し付けられて深く繋がった。

繋がった場所から溢れ出たものが、純の脚を伝っていた。


「ハァ…ハァ…帰らないで…ハァ…ハァ…ねぇ…僕といて…」

奈緒は愛しげな瞳で純を見つめ、その唇に優しくキスをした。



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