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終止符.
第1章 隠し事
奈緒はシャワーを浴びた身体を拭きながら、情事の痕跡を残さないように身支度を整える篠崎を見つめる。
一抹の虚しさを感じる。
いつまでだろうか。
この関係は、いつ終わるのだろうか。
手に入れられないものを、見送るばかりで、たった今満たされた身体は、すぐに渇き、疼き、一人で慰める夜が訪れる。
次に逢う約束もできずに、愛しい人からのメールを待ち続ける。
「奈緒、終わりにしてもいいんだよ。」
いつもそう言って、玄関に立つ男。
「私から望んだ事です。私が決めます。」
「………」
「キスをしてください。」
優しいキスを繰り返す。
「部長…ここにも。」
ボディーソープの香りが漂う身体を開く。
「奈緒…」
「お願い、ここにキスを。」
しゃがんだ篠崎の肩に脚を乗せ、両手でそこを開く。
熱い息がかかる。
拭いたばかりの身体がまた濡れる。
篠崎の髪を撫でながら誘う。
優しい舌が花弁を分け、上下しながら蜜を舐める。
「あぁ…」
強くお尻を揉まれながら、蕾を優しく、強く吸われる。
「うぅッ…」
「あぁ…奈緒…」
「愛して、私だけを。」
蜜を垂らしている場所を唇で覆われ、熱い舌が中を擦る。
ピチヤ…クチュッ…
「ハァ…ハァ…あぁ…部長…ハァハァ…アッアッアッ…部長…部長…あぁッ…ハァハァ…」
強く吸われる
「あぁッ…ァッ…ァッ…ハァハァ…」
篠崎は立ち上がり、奈緒を抱き締め舌を絡めた。
「愛してるよ。」
まだヒクついている蜜壷の中を指で探り、かき混ぜ、もう一度奈緒を呻かせた。
「ンンッっあぁっ…」
ガクガクと震える腰を強く抱き締める。
「奈緒…ゆっくり眠りなさい。」
「おやすみなさい。」
「おやすみ。」
頬に優しくキスをして、篠崎がドアの向こうに消えた。
「いってらっしゃい」
捨てられるくらいなら捨ててあげる。
でも今じゃない。
まだ愛してる。
まだ抱かれたい。
貴方もそうでしょう?
わかってる。
奈緒は裸のままで、冷蔵庫から缶ビールを取り出し、渇いた喉に注ぎ込む。
終電に間に合うように帰ってゆく男が守りたいものは、出世の為の家庭。
篠崎が哀れに思える。
終止符を打つのは、彼のその願いが叶った時だろうか。
その頃私は…
彼の愛は…
一抹の虚しさを感じる。
いつまでだろうか。
この関係は、いつ終わるのだろうか。
手に入れられないものを、見送るばかりで、たった今満たされた身体は、すぐに渇き、疼き、一人で慰める夜が訪れる。
次に逢う約束もできずに、愛しい人からのメールを待ち続ける。
「奈緒、終わりにしてもいいんだよ。」
いつもそう言って、玄関に立つ男。
「私から望んだ事です。私が決めます。」
「………」
「キスをしてください。」
優しいキスを繰り返す。
「部長…ここにも。」
ボディーソープの香りが漂う身体を開く。
「奈緒…」
「お願い、ここにキスを。」
しゃがんだ篠崎の肩に脚を乗せ、両手でそこを開く。
熱い息がかかる。
拭いたばかりの身体がまた濡れる。
篠崎の髪を撫でながら誘う。
優しい舌が花弁を分け、上下しながら蜜を舐める。
「あぁ…」
強くお尻を揉まれながら、蕾を優しく、強く吸われる。
「うぅッ…」
「あぁ…奈緒…」
「愛して、私だけを。」
蜜を垂らしている場所を唇で覆われ、熱い舌が中を擦る。
ピチヤ…クチュッ…
「ハァ…ハァ…あぁ…部長…ハァハァ…アッアッアッ…部長…部長…あぁッ…ハァハァ…」
強く吸われる
「あぁッ…ァッ…ァッ…ハァハァ…」
篠崎は立ち上がり、奈緒を抱き締め舌を絡めた。
「愛してるよ。」
まだヒクついている蜜壷の中を指で探り、かき混ぜ、もう一度奈緒を呻かせた。
「ンンッっあぁっ…」
ガクガクと震える腰を強く抱き締める。
「奈緒…ゆっくり眠りなさい。」
「おやすみなさい。」
「おやすみ。」
頬に優しくキスをして、篠崎がドアの向こうに消えた。
「いってらっしゃい」
捨てられるくらいなら捨ててあげる。
でも今じゃない。
まだ愛してる。
まだ抱かれたい。
貴方もそうでしょう?
わかってる。
奈緒は裸のままで、冷蔵庫から缶ビールを取り出し、渇いた喉に注ぎ込む。
終電に間に合うように帰ってゆく男が守りたいものは、出世の為の家庭。
篠崎が哀れに思える。
終止符を打つのは、彼のその願いが叶った時だろうか。
その頃私は…
彼の愛は…