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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第11章 温泉旅行
涼子が熱を出して寝込んでいる間、律子や敦美、サラが代わる代わる部屋を訪れては涼子を看病した。加えて旦那様や貴俊、清孝、昭彦までがお見舞いにと部屋を訪れて、涼子は恐縮しきりだった。

おかげで、あまり落ち込んでる暇もなく、1週間が過ぎた。

魘されている時に聞いた櫻井の独白。
所謂失恋が確定した涼子だったが、それよりも自分の気持ちが櫻井を追い詰めたように思えて、その方が涼子は気になっていた。

私が好きにならなければ…
あんな辛そうな声をさせなくて済んだのに…

涼子の恋心がなければ、きっと誰にも話すことなどなかったかもしれない櫻井の独白を、涼子は絶対に触れるまいと心に決めた。




すっかり熱も下がり身体の軽くなった涼子は、寝起きにシャワーを浴びて食堂へ向かった。

「あ!涼子!」
「もう起きて大丈夫なの?」
「はい、ご心配お掛けしました」
「何言ってるの〜」
「本当にもう平気?」

隣に座った涼子にサラが手を伸ばし涼子の額に触れた。

「熱はないわね。でも無理しちゃダメよ」
「はい」

お姉さんみたいだなぁ

姉妹の居ない涼子は、3人の暖かい気遣いにくすぐったいような嬉しさを覚えて微笑んだ。




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