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第11章 南の島旅行

妻「･･･・」

え？って言うような顔です。

私「女がいつも輝く為にはたまには
夫以外の男性と交流すべきかも
知れないって思ったんだ」

妻「･･･。」

私「さっきの若者たちに部屋番号を
訊かれたんじゃないかい？」

妻「･･･。」

図星のようです。

私「教えたのか？」

首を振る妻です。

私「何かの約束はしなかったのか？」

妻「約束じゃないけど･･･。」

私「ないけど？」

妻「明日もここへ来るって」

私「そうか。じゃ～、明日もまた
ここへ来よう」

私の言葉に対して複雑な表情の妻です。