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愛しの愛梨ちゃん
第8章 明日香のアプローチ
後日、明日香と隆二はご飯に行った。

大衆居酒屋ってところだ。

「おしゃれな店のほうがよかったんじゃない?

俺にあわせて無理しなくても。…」

「私なら大丈夫です。

それに隆二さんの行きつけに行ってみたかったから。」

「そう…。何飲む?」

そう言って3時間ほど話した頃、終電の時間になったので

改札まで明日香ちゃんを送る。

「今日は俺も飲んでるから送れなくてごめん。」

「かまいませんよ。いっしょに飲めて嬉しかったです。」

「じゃぁ、またね。」

「あ、の、…」

隆二が振り向くと明日香に服の裾を握られていた。

「まだ、帰りたくない…の」

顔が赤くなってる明日香は初々しい。

「じゃ、どこ行こうか?

カラオケ?バー?」

「…っ。」

隆二は耳を疑った。


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