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第9章 彩香、柳小路邸へ

「彩香ちゃんを送ってくれ」って、

運転手に言ってくれて、梨々香さんが

車から降りると車は動き出した。

窓を開けて「ありがとうございました。

また連絡します。サヨウナラ。

理君、ありがとう。またね」

彩香は、可笑しくて、ずっと笑っていた。

真に話したら、ぶちギレるな(笑)

真に話そうかな？やめようかな？

そんな事を考えていたら、マンションに到着した。

運転手は、車を降りて、

彩香の降りる扉を開けてくれた。

運転手「お疲れ様でした。」

「ありがとうございました。

理人さんと梨々香さんによろしくお伝え下さい。

アッ！理君にもよろしくお願いします。(笑)」

運転手「畏まりました。失礼いたします。」

頭を下げ、車に乗り込み走り出した。

彩香は、要に電話を入れた。