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第10章 隼人と要、菫さんにカミングアウト

彩香も、真面目に

「そうですよね？心配しますよね？」

「私、力になれれば良いんですけど、

役に立つか？足だけは引っ張らないように

頑張ります。私も、真も応援してますから

二人には幸せになって貰いたいです。」

「ありがとう彩香ちゃん

僕は、絶対に隼人と別れないから

隼人が居ないと、生きていけない。

僕の命より、隼人が大切なんだ。

分かってもらえるように頑張るよ。

じゃあ、彩香ちゃん、30分後で良い？」

「はい。よろしくお願いします。

じゃあ用意しますから、後程」電話を切った。

要さん、大丈夫かなぁ？隼人さんも？

もう話してるのかなぁ？

「アッ！早く用意しなくちゃ！」

バタバタマンションの中に入って、

「お帰りなさいませ」

「ただいま。また直ぐ出掛けるので、

留守よろしくお願いします。帰りは未定です。

あっ、たぶん火曜～木曜の間に帰ってきます。」