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第14章 大阪のアツい夜

真と彩香は、菫さん、隼人、要に見送られ

長谷川邸を後にした。

彩香は、言葉少なで、心が沈んでいた。

不安でいっぱいだったのだ。

そんな彩香を真は、優しく抱き寄せ

肩をポンポンと労るように叩いてやった。

彩香は、真の優しさを嬉しく思い、

泣きそうになって、真の胸に顔を埋めた。

「彩香、せっかくのデートだよ？楽しもうよ？

日本橋に行くの、明日にしようか？

別に今日じゃなくても良いよ。どうする？」

「今日行く。明日朝は、少しゆっくりして

ショールームに行けば良いでしょ？

今日行っておく方が、ゆっくりできるよね？

大丈夫。行こうよ。

日本橋(にっぽんばし)って読むんでしょ？

東京のは、日本橋(にほんばし)なのに、

同じ漢字なのに、読み方が違うんだね？

東京の秋葉原みたいな所なんでしょ？

ちょっと違うのかなぁ？どんな所か楽しみだね🎵」