この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
毒蜜喰らわば
第6章 dejavu・・?
それにしても・・
この体の熱りはなんだ?
このまま彼の胸に顔を埋めてしまいそうなほど、
私の体は茂の方に傾いているじゃないか。

いけない、と頭ではわかっているのにどんどんと体が茂の方に寄っていく。
そしてついに、彼の二の腕に自分の重みを伝えてしまった。

「あっ!すいません・・酔ったのかしら、私」

慌てて体を離そうとすると、茂の方から私の肩を抱き寄せた。
手のひらの熱が、肩から全身にひろがっていく・・

「僕の方こそ・・こんな事してしまって・・でもね、言い訳するわけじゃないけど・・
 自然と体が動いてしまって・・
 お願いです。少しの間、こうしていてもいいですか?」

彼も・・
茂も自身の意なのかどうかもわからないなんて。
もしかしたら私達・・
なにかに導かれるようにして・・
恋に落ちていくのだろうか・・


茂の肩に頭をより掛けて、池の中に広がっていく波紋を見つめていると、
目の前を一匹の蛍が・・
空に向かって飛んで行った。




/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ