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第9章 秘密

ご主人様はかおり様にとても
優しい。私とはそんなに違うのか……
かおり様が私を受け入れてるのに、
私はまだモヤモヤした
気持ちはまだ、残っていた。

ある日、ご主人様が出かけていて
かおり様と二人だった……

『かおり様……私はご主人様に必要なんですか？
かおり様の事は凄く気にかけてるように
見えるのに……妬いたらダメなのに……
どうしても……』

『仕方ないわねー！私、病気だからだよ！
生まれつき、心臓が悪くて、もう手術も
できないの。子供の頃から、入退院繰り返して
いて……私ね、恋愛もセックスもしたこと
なくてね……エッチなサイトばかり、
見ていたら、SMに興味持ってしまったの……』