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ネトラレレ
第8章 依那の唇

「はふぅ」彼が依那から離れ、依那はやっと新鮮な空気を吸い夢の世界から現実に戻ったように感じた。
彼は依那の口元をぺろりと舐め、ニコリと笑うと依那の両脇に手を差し込みデスクチェアから依那を立たせた。
彼よりも15センチほど小さな依那は彼を見上げながら、彼がブラウスを脱がしやすいように身をよじり、そのブラウスを隣のデスクチェアにそっと掛ける彼の手の動き目で追った。
“涼しい”依那はキャミソール越しの肌に冷気が伝わってきて急に恥ずかしさが増してきた。
依那は両腕で胸元を少し隠し自分は何をするべきなのか思いめぐらしたが、経験の少なさから思いつかなかった、

