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童貞破戒録カイジ
第3章 街コンという名の戦場
笑って誤魔化そうとするカイジ。
女の笑顔は消える。
「答えられないって変じゃないですか? もしかして……ニート……?」
「そ、そんなわけないだろ……!」
「怪しすぎ、なにその反応? 金がない人……しかもニートなんて人とは付き合いたくないの。じゃあね」
そう吐き捨てると女は去っていった。
カイジはテーブルに顔を伏せる。
(くそ……肝心なことを忘れていた……女は金に目がない……!)
だがカイジはくじけない。
次の標的を探す。