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ヒ ミ ツ に し よ う ね ?
第2章 綾瀬ゆら
そしてそれから日は経ち


ノエルとゆらは


恋を


目いっぱい楽しんでいた。


カフェはそのうち


ぽつぽつお客が来店するようになり


一人


また一人と増えて


いつの間にか


大繁盛。


ゆらもお店をお手伝い


するようになった。


だけど


ノエルは


浮かない顔。


半年も一緒にいると


彼の機微が


もうわかる。


ゆらは彼に尋ねた。



すると



(ゆら、ボクはやりたい夢ができた)



彼はそうブラックボードに書いた。



(紅茶のスペシャリスト目指したいんだ)



ゆらは驚いたけど



すぐに



応援したい


その感情でいっぱいになった。



でもその為には


紅茶の国


修行を積みに



行かなければならないという。



世界各国



回るのだという。



かつて


歌の魔法


届けていた時のように。



(待っていてくれる?)



ノエルの問いに


ゆらは戸惑った。



けど


ゆらも考えていたことがある。



それは新しい



夢。


ノエルの


小さい頃



過去の映像を見て



ゆらも


自分で歌ってみたい



そう想うようになっていた。



怪我は治らないけれど。



テニスはできないけれど。



大好きな人の代わり


お話をして


歌を


歌うことが出来る。



ゆらは



そのことをノエルに



告げると



彼は



(ゆらの新しい夢の


ひとつになれて


ボク


幸せです)



そう言ってくれた。



それから二人は



新しい夢



摑むため



離れ離れになった。


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