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甘い時間は2人きりで
第10章 初めての1人エッチ

長野 茜…最近あるものに悩まされております。
それは、春人に身体を触って欲しくて仕方がない欲…
つまり、性欲というものでしょうか…

とあるキッカケから自分が欲求不満なのだと気付き、自分が心底嫌になった。
そこから色々理由を付けて、春人とエッチをしないようになってもう3週間…

エッチがしたくて堪らないなんてこと、春人に知られたら嫌われちゃう…

この3週間、春人に触って欲しい気持ちと、欲求不満を知られたくない気持ちがせめぎ合っていた。
下半身が疼く度、脚を擦り合わせたり、他の事に集中することで誤魔化していた。

しかし、最近は些細な刺激や性的なものが目に入るだけで、秘部がキュッと反応したり、蜜が垂れている状況が何度かあった。

この時に、1人エッチのやり方を知っていれば悩まなかったのに…


「はぁ…滝に打たれた方が良いのかな…?」
「どうしたんですか?急に」

会社の休憩時間、休憩スペースでミルクティーを飲んでいると、千代ちゃんが心配そうにこちらを見てきた。

「ごめんね、急に独り言言って…
「た、滝って、悩みでもあるんですか?」



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