この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第10章 初めての1人エッチ
1人でしてるのを見られた…
アクションを起こすべきなのに、金縛りにあったかの様に動けなくなった…
部屋の電気を付けてこちらに近づくと、私の姿をマジマジと眺める。
思わず目線を逸らす。
「楽しそうなことしてたみたいやけど…」
「ち、違くて…」
「何が違うん?下着に手突っ込んだ状態で…」
「あう…」
指摘されてようやくソコから手を出した。
俯けた頭に注がれる春人の視線。
イタズラが見つかった子どもの様な、叱られてる気分。
「指先も濡らして、気持ち良さそうな声も出してた…」
「……」
「でも暗かったからさ、何してたかよう分からんねん。俺にちゃんと教えて?」
少し冷たい言い方…
引かれた…
春人はエッチな女の子が嫌なタイプだったんだ…
「…さい」
「…ん?」
「ご、ごめんな、さい…うぅ〜」
堪え切れずに溢れる涙。
自分の浅はかさ、春人に嫌われたショック。
色んな気持ちが混ざり合い、涙が全然止まってくれない。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


