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堕天使 1st gig.
第33章 台風
昼前に俺はまず美優に叩き起されていた。リナの朝食中に帰った俺は思ったよりもご機嫌のリナに

『おかえり、少し寝るんでしょ?』

とリナから頬にキスをされていた。リナがそのつもりならありがたいと思った俺はシャワーだけを浴びてすぐに寝室で眠っていた。

だが、2時間きっかりでリナは黙って俺が寝ているベッドに美優を置いて行った。

『あー!あーい!』

と一気にご機嫌になる美優は俺の上に乗り、俺の顔を叩き、俺の顔を掴んでいた。

『父さんはお前の玩具じゃねぇよ!』

そう叫んで起き上がった俺だが美優は

『あい?』

とよくわからない反応をするだけだった。仕方なく美優を抱いてリビングに向かうと、やはりご機嫌のリナが

『起きたの?なら、お約束のバーゲンに行こうね。』

と笑顔で俺に言っていた。

母親とは…、段々と強く図太くなる生き物なのだ…

そんなくだらない事を俺はリナで学習しているダメ親父だった。

昼飯にはやはりリナが好きな店に連れて行き、美優は最近お気に入りのリンゴジュースを薄めたものを飲んでいた。

まだミルクとリンゴジュースしか飲まない美優に

液体好きはやはりリナの妊娠中の食事が原因か?

とか俺は思ってしまっていた。そんな馬鹿な親父をよそに、リナが食事の後にバーゲンに向かい、美優の秋物のベビー服や自分の秋物のスカートなどを買いに走る中、俺はただ、美優を抱えてついて回るだけのダメ軍人でしかなかった。

買い物が終わり美優が寝てしまったから家に帰るなり俺はリナと美優をベッドに入れていた。リナが

『美優が起きるってば…。』

と逃げようとするから俺はリナの口をキスで塞ぎ、リナの手をベッドに押し付けるようにして握り、リナのスカートだけをまくって、いきなりパンティの上から愛撫をしてやっていた。

『んっ…、んふっ…、んんぅ…。』

と俺の舌に自分の舌を絡めながらもリナが可愛く喘ぎ出す。パンティが割れ目に食い込むほど俺はリナの股間を指先で撫で回し、パンティが湿って来るのを感じて悦んでいた。
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