この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
【Onlooker】~サラが見たもの~
第12章 エピローグ

 そのまま暫くの間サラが一心に見つめていたものだから、黒木の方はやや困った顔をして。


「な、なんだよ?」

「別に――ふふ、あはは」

「オイ――今、なんで笑った?」

「だって……すごく真面目な顔してるんだもん」

「はあっ? 当たり前だろ。つーか、墓の前でふざけてどうすんだ!」

「その通りなんだけど、なんかね――ぷっ、うふふふふ」


 ツボにはまったようにして、また笑い始めるサラ――。


「なんなんだよ、この失礼な女は……」


 それを横目に、黒木は心外とばかりに顔を歪めた。


「ゴ、ゴメンゴメン――」


 そう言って笑い止んだサラは、改めて黒木の方を見る。

/456ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ