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【Onlooker】~サラが見たもの~
第2章 ラブリーな、彼女?

    ※    ※


 それから数日後、サラが事務所を訪れた時だった。


「そうそう、サラちゃんにお礼を言ってほしいって」


 零子は思い出したように、そんな風に言う。


「お礼?」

「ヤマダさんよ。もう、ウチには仕事は頼まないとのことだけれど。お蔭で、いい切っ掛けにできそうだって、そうも言ってくれたわ」


 それを訊き――


「そうですか。よかった」


 サラは満足気に、その表情を緩めた。

 そんなサラの様子を、零子が気にかけて。


「一体、どうやったのかしらね?」

「は?」

「あのヤマダさんが、そんなにも心を開くなんて。そう一筋縄には、いかなそうだもの」

「いやっ……私なんて、別に……」


 そう言いながらもサラは、あの日のある場面を想い返し、その顔を真っ赤に染めた。

 それは、元気を失ったヤマダのモノを、手うを使って元気づけた、あの光景である。


 ななな、なんで私、あんなことできたんだろ……?


 自分のことながら、その時の心情は全く以って謎なのであった。


「あら、やっぱり……なにか秘策があったようね」

「そんな、まさか――」

 そう言って取り繕い、それからサラは取り澄まして言うのである。

「私はオンルッカーですから――見ることが、お仕事です」





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