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【Onlooker】~サラが見たもの~
第3章 イケナイ、男(ひと)?


「じゃあ、始めさせてもらっても――いい?」


 紺野涼に言われた。


「……」


 でも、サラはやや呆然としたまま、それに返事を返すことができずにいて。

 だから紺野は、もう一度――言う。


「僕のこと、見ていてくれるんだよね――お嬢さん?」

「は、はいっ!」


 サラは慌てて、返事をした。

 そう――自分はオンルッカー。他人のセックスを見るのが仕事。

 イケメンさんは、どうして? ――とか。

 その女の人は、恋人なの? ――とか。


 それら脳裏に浮かべた疑問に、答えを求めようなんて考えるべきではなかった。

 サラだって、もちろん理屈ではわかっている。なのに、どうしてこんなにも胸の中がモヤモヤしてしまうのか……。

 オンルッカーとして、それ以前に――サラは自分の心が、未だ見通せなかった。

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