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愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第16章 亮輔…破滅へのカウントダウン

それから約1週間後の土曜日
主人が出張する日に合わせて亮輔と約束した。


亮輔はバイトが終わってから
電車で来ると言う。


到着するのは
すっかり夜も更けた時間になるだろう。


私は朝からソワソワしながら
原付の確認をしたり
落ち着かなく過ごしていた。




そして…。


娘が寝静まった頃
私は亮輔を駅へ迎えに行くために
そっと車を発進させた。


駅に着いてから
亮輔にメールを送る。


「改札口の近くに、車とめて待ってるからね~」


『了解っ!
 後10分くらいで着くから』


ドキドキしていた。


弟みたいに可愛いと思っている亮輔に
とうとう逢えるんだ。


改札口からの人の流れを見るたびに
目を凝らして亮輔の姿を探す。


まだ10分もあるって聞いたのに
それでも探してしまう自分が
なんだかおかしかった。


亮輔にはあらかじめ
私の車の色やナンバーを教えているんだから
私が探さなくても亮輔が探してくれるはず。


私と同じように
改札口の近くには
車が何台もとまっている。


さいわい私と同じ車種はなかったから
亮輔も見つけやすいだろう。


それから何度目かの人の流れが
改札口を出てきただろう。


なかなか亮輔は現れなかった。


時計を見ると
到着予定時刻はとっくに過ぎている。


私の車がわからないのかな?


そう思って電話をかけようとしたちょうど時
助手席の窓をノックする音。


見ると…
まさに今時の男の子
って感じの
明るい色の髪をツンツン立ててる少年だった。


『お待たせーっ!』


亮輔は…
私の想像通りの
ホントに可愛い少年だった…。


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