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愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第8章 京都の彼…初デート

その日は天気が良く
暑いくらいの日差しだった。


私は
彼と待ち合わせをしていた駐車場で
彼の車に乗り込んだ。

初めて乗る彼の車。

初めて座る助手席。

そんなちっぽけなことさえ嬉しかった。


『うひょー!
 ほんまにミニスカート
 履いてきてくれたんや!』


自分でリクエストしたくせに
大げさに驚く彼。


「だって
 美味しいお昼ごはん
 おごってもらうんやし
 サービスしとかんとね」

彼の横顔を見ながら
ようやく逢えたことを実感する。


それから私達は
ちょっとした観光スポットへと向かった。


日曜日だからか
ひどく混雑している観光地は
手を離すと迷子になってしまいそうで

私たちは
まるで恋人同士のように腕を組んで
くっついて歩きながら
いろんな話をした。


『しっかし
 おまえ
 綺麗な脚しとるの~』


「自信があるのは
 脚だけでごめんねー(笑)」


逢うのは2回目だったけれど
ずっと前から彼を知っていたような気がした。

こんなふうに並んで歩くのも
初めてではないような気がする。

それだけ彼は
私にとって身近な存在になっていた。


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