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愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第12章 マリ…2度目の約束

マリは私の乳房を
持ち上げるように揉みながら
乳首を舐めたり
そっと噛んだり
しばらく遊んでいたけれど…
また私の耳元に
熱い吐息を吹きかけながら
甘い言葉を囁いた。
『俺が本気になったら
…とめられないよ?
みゆきは…
ちゃんと最後まで
…受け止められる?』
このときは…
この言葉の
本当の意味まで
理解しては
いなかったけれど…
私が頷いた瞬間
マリの指が抜かれて
今度は…
厚みのあるマリの唇が
包むように私の唇を覆った。
まるで私の口の中を犯すように
マリの舌が動いている。
唾液の交換をするような
舌と舌を絡め合う濃厚なキスに
全身がとろけるように
脱力していく…。
マリはそんな私の背中を支えながら
ゆっくりとベッドに寝かせてくれた。
キスをしたまま
ベッドに横たわる私を
マリは抱きしめてくれている。
そんなマリの
身体の温もりを感じながら…
私は自分の手をそっと
マリの背中に置いて
ゆっくりと…
その手に力を込めた。
マリを失いたくない。
そう思い始めたときから
少しずつ大きくなっていった
不安な気持ちに
私はずっと…
気づかないフリをしてきたんだ。
まだ関係を持つのは早過ぎる。
そんな考えも
少しは頭をよぎったけれど…
このときは
私の身体も心も…
ただひたすらに
マリを求めていたんだ…。

