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溶かされてみる?
第9章 それぞれの愛のカタチ
「よし、できた…」
我ながらよくできた方だと思う…多分…
あたしは融那の話を聞いてから、なにかみんなにお礼できることはないか模索していた。
その中で考えついたことが、ご飯を作ることだった。
結局あの日ご飯当番で作ってないままだったし、
それに物をあげるのも候補にはあげてみたけどなにが好きかわからないし…
一番無難っちゃ無難になったけど、やっぱご飯しかなかったよね…
あたしはみんな分のご飯を作り終え、テーブルに並べてご飯の準備を済ませた。
ガチャ…
「ただいまー」
おそらく今の声は律先輩だろう。
そう思っていると玄関からみんなの声が聞こえた。
あたしはそのまま玄関へと駆けて行った。