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溶かされてみる?
第8章 お仕置き
遠哉さんって、案外面白い人なのかも。
なんてあたしは呑気なことを思っていた。

「何をそんなにニヤニヤしているんですか」
洗い物は終わったようで手を拭きながら遠哉さんは、しかめっ面で聞いて来た。

「ふふ、今の遠哉さんって子どもみたいですね」
あたしはくすくすと笑っていうと

「そんなこと言う子にはお仕置きしないといけないですね」
一瞬真面目な顔をしていた遠哉さんが不敵に微笑んだ。
グイッ

「っ遠哉…さッ……」
遠哉さんはあたしの頭に手を回して、優しいキスをした。

「私を笑いすぎたお仕置きです」
そうやって遠哉さんは突然のキスに驚くあたしの耳元で、色っぽい顔をしながら囁く。

「ごっ…めんなさ…あっ!」

遠哉さんの舌があたしの口内をくまなく犯し、あたしはもう何も考えられなくなった。

「そんな顔していたら、すぐ誰か違う男に喰われてしまいますよ」
「ひゃあっ…耳っやぁっ…」
遠哉さんはあたしの耳を甘噛みしながら挑発的に言う。

気持ちよすぎて身体に力が…
遠哉さんのキスがあまりにもうますぎて、足に力が入らなくなったあたしはガクガクと震えだした。

「もうギブアップですか? でもやめてあげませんよ」
やめたらお仕置きになりませんからと微笑み、
遠哉さんはあたしを壁際に立たせ、力の入らないあたしの足の間に自分の足を入れ、そのままキスを続けた。

「あっあ…いっ…!……」
遠哉さんはあたしのキャミソールを脱がせた。

ちゅ…ちゅぱっ…

遠哉さんはあたしのブラをずらし、ピンっと立っている乳首を見つけ、咥えた。

「そこ…やっ…ッ」
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