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第15章 妻の調教

僕はご主人様として未熟だな……

梨花には僕がよく見えている事に
びっくりした。あんなふうに責められて
いても、僕の様子をよく見ているなんて。

『梨花はどうして、そんなに
僕が苦しんでる事とか感じたの？
僕は情けないな……そんな姿を
見せているのかって……』

『それは違いますよ。私は本当に惨めな
奴隷に憧れてて、いっぱいネットとか見たりして
こんな奴隷になりたいっていうのがあって、
奴隷はご主人様だけ見てればいいみたいなのが
あったんです……他人にどう思われても
かまわないみたいな。だから、私は
ご主人様の事をよく観察しようと
心がけていて、それで見えているだけですよ』

『梨花の憧れをもっと知りたいな……』

こんなベッドの上で梨花を抱きしめながら
真剣にこんな話をしているのは
不思議だった……