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第21章 変態奴隷

『ご主人様もそう思いますか？』


『思うかな……実際、梨花にはあまり
調教らしいことはできてないし、
でも、梨花の場合はスタートラインが
他の人と違うと思うんだ。
だから、気にすることないからね』

『でも……私もあんなふうにされたいって
思ったんです……ももちゃんの調教してる
ご主人様は私の知らない人に見えて
悔しかったです』


『あれは、僕とももには、それだけの
関係性しかないからだよ。奴隷としか
思わないし、英二のもとに返すと
思っていたから』


梨花には僕が、別人のように映ったみたい
だった。


『もっと……私も変態に調教してもらいたい
です。ご主人様が、自慢できるくらいに。
今までは私の好きそうな事だったけど
これからはご主人様の好みの奴隷に
なりたいです』