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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第13章 真夜中の逢瀬


「………」

「晶…っ…」

「…あ〜…なんれ…こんらことに……っ…なってん…ら……やめれ、らかつっ…」

身体が重い

重いけどふわふわ頭は軽い──

腕が空を游ぐようにたまに動く。

ベットに押し倒されて上に覆い被さる高槻を叩いてもビクともしない。

拒否の言葉を発しても…
力が入らず腑抜けた声になってしまう。

酒に酔った熱い肌を高槻の舌が撫でる。シャツから覗く首筋に唇を這わせられ、酔いで火照る躰は素直に疼いていた──


「ああっ…やめ、れ…っ」

なにコイツ──

セックスの腕が上がってる!?

御互い初めて付き合った者同士だった二人のセックスの経験値はもちろん浅かった──

ただ猿のように腰を振る。

愛撫をするなんて余裕の無かったある意味初々しい時代──


それからの四年という年月の空白はやっぱり重かった──


「晶…っ…お前の声ってかわいいな…」

「らにいって…っ…」

吐息を漏らしながら耳を舐められて思わず喘ぐあたしを高槻は赤い顔で見つめてくる……


やだ…

やめてよそのラブラブ光線っ…


思いきり好きだって視線で見つめては愛撫を繰り返す高槻にあたしは打つ手がなかった。


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