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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第3章 誘惑の日々

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「聖夜、社長が呼んでる」
「んー…?」

宝石専門店のCM撮りを済ませた午後、事務所に向かってすぐに社長に呼ばれた。

「おう聖夜、ちょっと頼まれてくれないか?」

「──?」

子役時代から世話になってる事務所の社長は何やら意味あり気に切り出した。

話を聞けばどうやら事務所の後輩タレントを売り出すのに一役かってくれと。

「ちょっとしたスキャンダルでっち上げないと売り出す決め手がないんだよ」


「売り出す決め手?…ふーん…別に構わないけどそんなやり方だと返って芸能生命危ぶまれる確率高くない?潰れる方がオチだと思うけど…」


「その時はその時だ──」

「そんな適当ならあんまり協力したくないけど?」

椅子に深々と座って社長と話し込む。

力を入れたいってタレントなら別だが捨て駒なら力を貸す意味がない。

スキャンダルによっては俺の名前にも大なり小なりキズが付くわけだから。

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