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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第27章 想いすぎるからこそ

「“晶に仕事させたくなきゃ舞花をヤル気にさせろ”って……」

「………」

「事務所の先輩として協力しろってさ…。めんどくさいけどやるしかないから」

「………」

それは…舞花に近づくと言う意味では?

舞花も健兄のとこの大事なタレントだ。職場の先輩が後輩に指導するなんて普通の会社では当たり前のこと。

いやなんて言ってられない…

あたしを見ると夏希ちゃんはスプーンを動かし始めた。

「──…晶さん」

「……?」

「冷めるから先に食べようか」


「──…うん…」

「食べて…一緒にお風呂入ろ」

「……うん」

舞花の話をしてから夏希ちゃんは少しテンション低めだった──

めんどくさいってのは正直な気持ちなんだろう…

口数の減った夏希ちゃんはお風呂でシャワーを浴びながらあたしを抱きすくめてくる。

「ねえ晶さん、…俺が舞花に協力するの、いや?」

「……何とも言えない」


「今は二人だけなんだから社長に義理立てする必要ないから…」

「あ…っ…」

夏希ちゃんは耳に舌を這わせる。

「いやならいやって言えばいいじゃん…」

「………」

「どっち?」

「……いや。…」

腰を引き寄せて顔を覗き込んだ夏希ちゃんにあたしは上目使いではっきりそう告げた。

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