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第2章 母の生き様

別れ際、サキさんは
メアドの交換を申し出てくれた。

私「もう来ないと思います」と
言ったが
さ「同郷の人だから寂しくなった時に
話し相手になって欲しいなぁ」

思いも寄らぬ申し出に
私「喜んで！」

出張から帰って来て一カ月が経った頃
忘れかけていた札幌のサキさんから
メールが届いた。

彼女の勤めている店に境遇が
母と類似している女性が嬢として
勤めているらしいという内容だった。