この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第3章 クリスマスイブの幸せ-仕事と寂しさと喜びと



「えん‥‥どうさん‥‥」


キスだけなのに、少し激しいキスだけなのに、身体中がゾクッとする‥
この感覚が何かは分かっているけど、それを私が遠藤さんに言っては駄目、それだけは駄目。



「・・・キスだけで、もっと私を感じさせて下さい・・美紀様・・」


更に深く追い掛けられ、じっくりと舌が絡み‥
唇も舌も口内さえも、遠藤さんと1つになってしまったような感覚。


遠藤さんの熱さが私に伝わる‥
本当の遠藤さんは凄く熱い人、それを普段は理性と秘書というスタンスで隠している、完璧に第1秘書として。


夢中に唇を舌を貪り合い、遠藤さんが私の頬に手を触れた時、遠藤さんはハッとしたように私から唇を離した。



「はぁ‥‥はぁ‥‥」


「遠藤さん‥‥」


何故急に唇を離したかは分かってる‥‥本気になりそうだったから‥
キスだけ、その約束を遠藤さんは守る絶対のように。


何時もだったら、すぐに抱き締めている腕も離してくれるんだけど、今日は違った。



「・・・もうすぐだけ・・・
もう少しだけ、こうして抱き締めさせて下さい、クリスマスプレゼントだと思って・・」


無い事に抱き締めたまま、私の肩に顔を埋める遠藤さん‥
抱き締めている腕の強さから、遠藤さんが激しく葛藤しているのが伝わって来る。


だから‥‥だから私は言ったの‥‥



「・・クリスマスイブなんだよね・・」


そう言って、遠藤さんを私から抱き締めた。



/159ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ