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禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第2章 クリスマスイブの噂-セフレの噂とイタい現実



リュカを車に乗せ会場を出たが、さて何処に行けば良いのか‥
ホテル関係は足が付く、かと言って遠くには行けない、だとしたら残りは・・



「・・俺が仕事で使っているマンションで良いか?
自宅はあるが遠いんでな、近くのマンションの最上階を購入した」


「・・ええ・・」


紀永じゃないが、自宅は郊外にあり少し遠い‥
それで帰られ無い時の為に、紀永が使っているマンションとは別のマンションが分譲していたのを購入、時々だがマンションで済ませている時がある。


あの場所だったら此処から近い、車をマンションに向け走らせる。



「・・・
付いて来た事を後悔しているのかリュカ?
戻るなら今の内だぞ」


「いいえ、後悔はしていないわ‥
だって後悔は後からするものでしょう?」


「確かにな、リュカの言い分が正しい‥
後悔はさせん、それに一夜限りとも言わん、後をどうするかは自分で考えるんだ、俺は出来る限り応えてやる‥‥結婚以外だけどなぁ‥‥」


「くすっ‥
ずっと聞いているけど、相当結婚が嫌みたい」


「・・・
先に亡くすのは一度で十分、それからは怖くなった‥
嫁だけじゃ無く、姉の旦那も会長の両親も同じ病で亡くなっている‥‥これ以上失うのは少し辛い、だから外戚の見合い話ばかりを持って来る姉から逃げているのが理由」



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