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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~ 改訂版
第16章 梨香の事情と相談
「でも今回は、ロリータのオークションで。私、土曜に初めて、セックスする約束をしたんです。だからもう、新しいメイドの調教を始めるのかと……」
「ロリータは、特に調教なんてしないよ? すぐヤっちゃうだけ。あっ、奈々と亜里沙から聞いたんだけどね」
確かに、ロリータは従順だからかもしれない。私のようなオシオキはされないだろう。
「普通のオークションに行ったなら、まだ分かるけどね……」
「ロリータって、中学生までなんですよね?」
「うん。14歳以下らしいよ。下は分かんないけど。奈々は、自分より2歳下がいたって言ってたよ。8歳だよね。可哀そう」
14歳だとしても、3年経てば買った時の私と同じ年齢になる。ロリータは高いと聞いたから、3年では絶対に返済は終わらない。
それに3年も経てば、立派なメイドに育つだろう。
「美桜には悪いけど……。いつかはさ、もう1人のメイドが来るんだから」
隣の6号室は空いているが、個室があること自体、用意が出来ている証拠。必ずいつかは、新しいメイドが買われてくる。
1人の男性に、2人が抱かれる。それはどんな気持ちなのだろう。
「あんまり悩まないで。行こう」
梨香さんが丸めたテーブルクロスを引きずりながら歩き出す。私は慌ててそれを持ち上げ、ランドリー室へ持って行った。