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わざとの嫉妬、それからの・・・
第10章 欲情する尾行

そんな所に女の土井が早くも戻ってきて席に着いた。
「楽しそうですね。何話してたんですか」と聞かれて、「たいしたことじゃないよ」と男が答えて笑うと、土井も笑ってレモンサワーをクッと飲むとその長細いグラスをテーブルの上に置いた。
そして「お二人に一つ聞いていいですか」と急に真面目な顔になって前に体を乗り出してきた。
またもや胸の谷間や豹柄のブラジャーがはっきりと見えて男がドキッとする中、飯島亜紀子が「え、なに?」とそれに呼応して同じく前姿勢となった。
男は背もたれにもたれかかって、“岡本さんてどうですか”と聞かれるなと勝手に想像したのだが、聞かれた質問は予想だにしないものだった。
「飯島さんと木戸さんて、お付き合いしているんですか」
そう秘密めいたように聞かれて、男は心臓をドギマギさせてとっさに隣の飯島亜紀子と目を合わせた。
「楽しそうですね。何話してたんですか」と聞かれて、「たいしたことじゃないよ」と男が答えて笑うと、土井も笑ってレモンサワーをクッと飲むとその長細いグラスをテーブルの上に置いた。
そして「お二人に一つ聞いていいですか」と急に真面目な顔になって前に体を乗り出してきた。
またもや胸の谷間や豹柄のブラジャーがはっきりと見えて男がドキッとする中、飯島亜紀子が「え、なに?」とそれに呼応して同じく前姿勢となった。
男は背もたれにもたれかかって、“岡本さんてどうですか”と聞かれるなと勝手に想像したのだが、聞かれた質問は予想だにしないものだった。
「飯島さんと木戸さんて、お付き合いしているんですか」
そう秘密めいたように聞かれて、男は心臓をドギマギさせてとっさに隣の飯島亜紀子と目を合わせた。

