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幸せになれる恋
第13章 桜の家族



「やっぱり桜は笑ってる顔がいい。
俺は好きだなお前の笑ってる顔。
だから気になったこと聞いていいか?
嫌だったら答えなくていいから。」

「なんですか?」

「車の中で話したこと覚えてるか?
兄妹の話したこと。
その時、桜すごい悲しそうな顔して
『賑やかそうでいいな!』って言った。
お前の家庭のことだから言いたくなかったら
言わなくていいんだけど
もし嫌じゃなかったら理由教えて?」

「...。」

「話せないか?」

「......。」

「いいよ!分かった。
嫌な事聞いて悪かった。
さて片付けるぞ。
桜洗い物頼むな。
俺は風呂入れてくるから。」





聞いた時に桜の顔が歪んだ。
かなり顔をひきつらせて
黙ってしまったから聞くのを辞めた。




また泣かせるから。
辛い悲しい思いするから辞めた。


それでよかったと思った。





桜を立たせてから俺も椅子から立って
風呂場に行こうとした。





すると......




桜が泣きそうな顔をして
俺の腕を持った。





そして




「聖さん。あの、、、
言いたくないとかじゃなくて
何て言っていいか分からないけど
聖さんが聞いてくれるなら話したい。
聞きたくないって思うかもしれないけど...」




下を向いて静かに桜が言った


だから俺は

「聞きたい。悲しい顔すんなよ。
辛いことなら支えてやりたいんだよ。
だから桜が話せるなら聞きたい。
頼って。守らせて。笑ってって言ったよな?」



すると桜は......



重い口をひらく...



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