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第23章 プロポーズ

「聖さん…はぁ。っつ。
ここ…病院…なのに／／／／
あっ。やっ…」

「病院だから何？何でもするんだろ？
ゆるしてくれって言ってたよな？
だったらヤラせて。
お前が欲しくてたまらない。
来て早々ラッキーにお前取られたの。
別に怒っても恨んでもないし
許してくれって言われる筋合いねぇけど
ただ桜がほしい。
お前を独占できるのここでだけだし。
家帰ったらまたラッキーに取られるの。
それ我慢しなきゃいけないから
ここでお前が食いたいんだよ。」

「だか、らって…ここでは…いや…んっ。
外だから。あっ、で、きない…
それに持って…ない…あぁっ。」

「しなくていい。
出来たら産んで。結婚するんだろ？
家族になるなら子供もほしい。」

「でも。あっ。やっ。
まだ二人で．．．居たい…あっ。んっ、あ」

「何で？欲しくない？」

「ラッキー…もいるの…に
そんなに、お世話…出来ない」

「そ。何かつまんねぇな。」

聖はそう言って桜を離した。
別に怒った訳でも冷たくした訳でも
なかったのに桜にはそう思われたらしく…


さっきまで感じてたくせに
次は泣き出した。


「ごめんなさい…欲しくないとかじゃ…なくて
今はまだ二人で楽しみたいんです。
だから．．．怒らないで？うっ．．．」

「は？何で泣くんだよ。
別に怒ってねぇよ。
確かにそうだな。
まだ二人でいっか。
子供出来たら桜独占されるし
しばらくエッチできねぇしな？
そんなの俺が無理だし…ラッキーに子供に
桜取られるのはまだ早いな。
悪かったよ。意地悪して。
帰ったらヤラせろよ。」

「はい．．．／／」

「覚えとけよ。」



桜は聖に軽くキスをして
「分かりました。
早くよくなって帰ってきてくださいね。」


聖と約束したのだ。